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2019-08-21
絢爛とか爛漫とか

演出・鈴木裕美と4人の実力派若手俳優で
昭和の文士を描く『絢爛とか爛漫とか』開幕

時代は昭和のはじめ、若き4人の文士たちの姿を描いた舞台『絢爛とか爛漫とか』が、8月20日に東京・DDD青山クロスシアターにて開幕した。
この作品は、鈴木裕美演出で1993年に初演されたもので、今回、同じく鈴木が演出して新たな舞台『絢爛とか爛漫とか』を創り上げた。
4人の文士を演じるのは、安西慎太郎、鈴木勝大、川原一馬、加治将樹という若手実力派の俳優たちだ。処女作以降、2作目が書けず悩む新人小説家・古賀を安西慎太郎、批評家志望のモダンボーイ・泉を鈴木勝大、自称・耽美小説家の加藤を川原一馬、破天荒で自由に生きる諸岡を加治将樹が、それぞれ演じる。

絢爛とか爛漫とか

公演初日を迎えてキャスト4人と、演出の鈴木がコメントを出した。

安西慎太郎/古賀大介 役

ついに幕が開きます。正直、胸の高鳴りが凄いです。ドキドキ、ワクワクしています。カンパニー全員で過ごしてきた時間を信じ、手を取り合い、とにかく楽しんでやっていきたいと思っています。ご観劇いただけるお客様、楽しみにしていてくださいませ。

鈴木勝大/泉謙一郎 役

今回の作品では、1カ月稽古を経た今でも芝居中に新たに見つけることが多くあります。なので、これから始まる本番の期間の中でも、舞台上の古賀・諸岡・加藤を見て想定していなかったような感情も抱くのかもしれないなとワクワクしております。観劇にいらしてくださる皆様にも舞台上の4人と過去の自分が結び付くような素敵な瞬間がきっとあると思います。

川原一馬/加藤常吉 役

この作品は、上質な芝居というものを意識して稽古させてもらってきた作品なので、部屋に置いてあるものから細かい動作、4人の中で繰り広げられる会話一つ一つを楽しんでいただけたらと思います。作品の中で4人それぞれが、その時に起こったことを受けていけるよう、ギリギリまで僕たち4人も挑戦したいと思います。

加治将樹/諸岡一馬 役

昭和初期の日本、四季折々の音や匂いと共に今を懸命に生きる若者の姿をご覧いただき、今作が皆様の明日への活力となれば、この上ない幸せでございます。これを書いてるのは初日の幾日か前。きっと我々初日は心臓バックバクのドッキドキのことと存じます。皆様の笑顔がそれを救う唯一の方法です。ぜひお楽しみください。

絢爛とか爛漫とか

鈴木裕美/演出

この度、21年ぶりにこの戯曲を演出するという機会を得、まず感じたことは「ああ、またあの4人に会えるんだな」という喜びでした。演劇と小説で住む世界は多少違いますが、同じく創作に携わる同志として、かけがえのない友人として、彼らは常に私の中に居ました。現代の青年たちを通して、まだ会ったことのない古賀、諸岡、泉、加藤に出会えたことは望外の喜びです。彼らの息遣いや体温まで感じていただけるような親密な劇場です。私の古くて新しい友人たちに、どうぞ会いに来てください。

絢爛とか爛漫とか

公演は9月13日まで同所にて。公演期間中、日替わりでキャストたちによるアフターイベントが行われる。またキャストそれぞれが“この才能に惚れている!”というゲストを招いてのトークショーも開催。

絢爛とか爛漫とか

撮影/神ノ川智早

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