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2019-01-18

音楽活劇『SHIRANAMI』初日公開舞台稽古

いままで観たことがないような斬新な音楽活劇『SHIRANAMI』が、1月11日に、東京・新国立劇場
中劇場にて開幕。初日公演を前に、公開舞台稽古と囲み会見が行われた。

『SHIRANAMI』は、歌舞伎演目『弁天娘女男白浪』で有名な『青砥稿花紅彩画』が原案。尊皇攘夷
運動が盛り上がりつつあった幕末の動乱を駆け抜けた5人の盗っ人たちの生きざまを描いた『白浪
五人男』をモチーフにした物語。脚本・演出はG2。ショー演出はB’z、EXILEほか多数のコンサート
を手掛けてきたショーデザイナー市川訓由。

舞台上では、大型LEDパネルなどを使用した市川訓由ディレクションによるド派手な映像表現と共に、
洋楽やJAZZの音楽などとも合わさり、殺陣、ダンス、生演奏などさまざまな手法で魅せるエンター
テイメント性の高いパフォーマンスが次々と繰り広げられていった。

演出だけではない。様々なジャンルから集結した多彩なキャストにも注目。弁天小僧役を演じる早乙
女太一をはじめ、元・宝塚歌劇団月組トップスター龍真咲、ミュージカル界の実力派の伊礼彼方、
ゴールデンボンバーとしてのバンド活動だけに留まらず、俳優としても注目の喜矢武豊、映画・舞台、
エッセイなど幅広く活動中の松尾貴史。この芸達者な5人が、G2+市川の強力タッグの描き出す世界
でどんな演技を披露するのかが、楽しみな作品だ。

公開舞台稽古後に行われた囲み会見には、八乙女、龍、伊礼、喜屋武、松尾と、G2が登壇。

それぞれが公演に賭ける思いを語った。

SHIRANAMI囲み

早乙女「ここまで異なる分野の人たちが集まることが滅多にないので、とても楽しいです。女形では
今までは舞踊が多く、芝居はあまりしたことがなくて、花魁でセリフのある芝居は実は初めてです。
この舞台は見せ場も魅力もいろんな要素が詰まっていて、新年にふさわしいにぎやかな演劇になって
います。元気になってもらえるよう、エネルギッシュに頑張ります」

「宝塚時代と違って男性がいる中で自分が男役を演じるのには最初は違和感がありましたが、かみ
砕いていったら難しいところはなかったです。男役は2年ぶりのことなので懐かしい気持ちにもなりま
した」

伊礼「和モノに挑戦するのは初めてなので、所作などすべて一から教えてもらっています。いろいろな
ジャンルのプロが集まっている異種格闘技戦のような現場で、この凸凹感が音楽活劇『SHIRANAMI』の
魅力です!」

喜矢武「ほとんど全員この舞台で初めてご一緒させていただくのですが、常ににぎやかなメンバーです。
太一くんは、小さいころからの経験があるので、所作から何から一つ一つの動作がすごく勉強になり
ますし、その都度いろいろと教えていただいています」

松尾「『SHIRANAMI』に出るのが子供のころからの夢だったので、こんなにまじめに取り組んだ舞台は
ないくらい真剣に取り組んでいます(笑)」

G2「時代劇ということで洋楽を取り入れたかったのと5人の盗賊がエネルギッシュに活躍する様子を、
今までにないような試みで描きたく、ラテンに影響された雰囲気のジャズで統一してみようかなと
(音楽活劇という形で)取り組みました。それぞれジャンルの異なる5人がだんだんなじんで育って
いく過程を、お客様には何回も観にきていただけたらと思います」

出演はほかに鈴木壮麻、加納幸和、小澤廉、入来茉里ら。

公演は1月29日まで同所にて。

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